9/24(日曜日) ソノーニョ村 しかし、6:00になっても鐘の音は聞こえてきませんでした^-^; で、6:45の鐘の音も楽しみに待ってたけどならなかったヨー(しくしく) 原作では5:00、5:45と、鐘が鳴ってるはずだったのにィ〜。 う〜ん、サマータイムの時だからといって鐘のなる時間が変わる事は無いのね・・次回は5:00に起きるぞ!(いつだ!)
私達が朝食をとる部屋に入った時、あるドイツ人夫婦と目が合い、ちょこっと挨拶。 朝食には、2人分で白パンと黒パンがそれぞれ4切れづつ出てきました。 そこに好きなジャムを付けて食べます。 朝食のとき、ティーにするかコーヒーにするか聞かれたので、私はティーにしました(これはロカルノ、ミラノのホテルでも聞かれました) ジャムを選ぶとき、どれが何なのか分からなくて困っていたら、先ほど挨拶したドイツ人の方が親切に教えてくれました。 私たちは「せっかく旅に来たのだから・・」と思い、お二方とちょこっとお話する事にしました。 それで、やっぱり「黒い兄弟という本はご存知ですか?」と質問をすることに(笑) でも、知らないようでした。本場?ドイツではあまり有名じゃないのかな? そしてリザテツナーの話もしてみました。ナチスの政権下にあった時、リザさんのように外国に亡命した人は沢山いたようですね。 その他、ちょっとした世間話を・・・ ドイツ人にとってティチーノ州は観光地として有名のようです。もちろんマジョーレ湖やこの辺りの谷も。 日本人にはあまり馴染みが無いのですがね。 今はちょうどドイツ中が長期休暇に入ってて、多くのドイツ人がティチーノ州に流れてきてるみたいです(笑) という訳で、9月下旬はこの地域、観光客が多いです。 どうりでロカルノが賑やかだと思った。ソノーニョにもちらほら観光客がいるし。 さてさて私たちは朝食が済んでから、さっそく外を歩く事にしました。 朝のうちはロミ空スポットと思える場所を探し歩きましたv 村の右側にある一本道をずーっと歩いていくと、牛の群れに出会いました。牛達は草むらでのーんびりしていました。 そこに白い牛を発見!
ビアンカと命名(原作より)
ここの人たちも雰囲気がどことな〜くイタリア〜ンだしwww ホテルチェックイン時にレストランに入った時から、レストランにいたお客さんたちがCiaoって挨拶してくるんです〜! (ホテルのチェックインは、レストランのカウンターでします) 私たちが行ったお土産屋さんの方たちも、イタリア語をよく出来ない私たちの質問に快く答えてくださるのですー>_< そういうわけで、私たちは散策後に行った後、村入り口の広場に面したお土産屋さんに行ってました。 このお店には、ヤギの毛で作ったセーター、マフラー、帽子、そして地図や雑貨や、ヤギの毛の毛糸もおいてありました。 私はここに来てまで毛糸を買うつもりなんて全くなかったのですが、突然「コレでロミオ帽子作りたい!!」という気持ちが強くなり勢いで買ってしまいました!
現在、村人は90人足らずで、そのうち子供は5人しかいないそうです。 学校は今も村にはなく、学校へ行くにはブリオーネまで行かないといけないそうです。 ・・ってロミオ!あなた学校作ったんじゃなかったの?! まぁ、学校作ったけど途中で人数が減って閉校してしまったんでしょう。そういうことにしておきましょう(え) ここで酪農を営む人の多くは、主にヤギを家畜として飼っているそうです。 ヤギかぁ〜いいねぇ〜ロミオの家でも飼ってたねぇ〜〜www で、黒い兄弟の話が上がった時、私たちの泊まっているホテルの向かいでミュージアムSpazzacaminiが1:00からやっているという事を教えてくれて、4フランとそんなに値段も高くないので行ってみる事にしました♪
行ってみてまず驚いたのは、黒い兄弟の本の他に、煙突掃除夫に関する本(歴史?)が売られていたこと! 煙突掃除夫の実態はものすごく知りたかったのですが、イタリア語が読めないということで買うのを断念しました‐‐; 中に入る前に、まず英語で書かれた展示物の説明書を貸してくれました。 おおやるじゃん!イタリア語とかドイツ語でしか見れないと思ってたよ! そして中に入ると・・・
暖炉とか、まんまロミオの家じゃん!!・・・ものすごく感動しました。 ぅお〜ロミオの家にお邪魔しちゃった〜〜〜>< ロミオ達の時代は本当にみんな自給自足な生活だったんですね、生活の道具ですら手作りのものばかり! 上の階に行ってみると、本題の煙突掃除夫の子供たちの実態らしきものがボードに書かれていて、言葉は解らないけど、何だかショックを受けました・・・現実の煙突掃除夫は、今まで私が思っていたのと全然違うんだなって・・・。 ロミオ達に関しても、今まで何だか身近なものに感じていたのが、ここに来て急にすごく遠い存在に思えてきました・・・ ロミオの故郷はあまりに遠く、言葉も時代も違う・・そして、辛い仕事をしなければならなかった多くの少年達の一人だった事を考えた時、カルチャーショックのようなものをものすごく感じました。 不思議ですね・・ここに来れば、更にロミオ(ロミ空)に近づけると思っていたのに、逆に遠ざかってしまったんですから・・・
外でのお昼は本当に気持ちいい!ま、場所が場所だからね〜。 キャンプに来てるも同然だもん。 村自体も、本当にまっっったりしていてまるで夢の中。。離れたくなくなっちゃう(笑) ロミオも本当に村を離れたくなかったでしょうね・・・ずっとこの小さな村で育ってきて、いきなり行ったこともない大都会に行かされるなんて・・。彼が向かうミラノには知り合いもいない、どんな待遇が待っているのかも聞かされている・・。 たった11歳で親元から離れ、みんなとまた会うことが出来ないかもしれない・・二度と戻ってこられないかもしれない・・・次回ロミオ3話見たら絶対泣くわ>< ・・・と、フィーリングはここまでにしておいて(笑)、その後も写真を撮りながら道を歩いていたら、閉まっているお店屋さんに2人の女の子が走ってきました。 うちらは「チャーンス!」と思い、子供たちの写真をこっそり撮ろうとしました(笑) でもこの子達ちょこまか動くのでなかなか上手く撮れない; そんなことを繰り返しているうちに、白い服を着た方の子が"E la foto?(写真?)"って聞いてきたので一瞬ドキっとしました^^;; う"・・バレてる(笑) でも、その子たち、全然嫌がる様子もなく、笑いながら走り出したので、私たちもちょっとフザけて追いかけっこしてみる事にVv いや〜田舎の子ってすごいすばしっこいですね。都会の子供とは動きが違う気がしました〜。 これはロミオも相当な野生児だったと思われますね〜(笑) そして、やっとの思いで2人に追いついた時、話のきっかけが作りたくて、白い服の子に、失礼にもいきなり「写真とっていい?」と英語で聞いてしまいました。 そしたら普通に通じて、いいよーと言ってくれました! それで、この子たち2人とも写真を撮らせてもらうことにVv ここでこの子達と離れるのがいやだった私は、まず名前を聞きました(ていうかうちらの名前言い忘れた;) 白い服の子はアニー(仮名)、もう一人の子はアニタ(仮名)。って仮名で書いちゃ名前書く意味ない・・ で、「アニーって英語っぽい名前だね〜」という感じで言ったら、その子の親、イギリス人だと。。 通りで英語通じたわけだ。。 2人ともソノーニョに住んでいるわけではないのですが、何故かここがミーティングポイントになっているようです・・・うらやましい・・ そうそう、アニーは英語に加え、イタリア、ドイツ、フランス語と、4ヶ国語も話せるそうです! スイスの子って数ヶ国語喋れるのが当たり前というのをどこかで聞いた事あったんですが、本当にそうなんですね〜。 そんなことを話しているうちに、アニーの方から"Shall I show you around?"(村を案内しようか?)って言ってきてくれました! もっちろんついて行きましたとも! アニーに、最初にどこに行きたいか聞かれたので、原作に出てきた所でどこにあるか分からない場所に行きたかったので、とりあえず「崖の上に・・」とか言っちゃったけど、いきなり崖の上に行きたがる人っていないよね(笑) 変な外国人と見られたかな〜あはは。まぁ相手が子供なのでその辺は気にしないよね。 でも、これはうろ覚えだけど、確か崖の方に行くにはちょっと時間かかるそうなので、とりあえず崖麓の家並みの中を歩く事にしました。 歩いてる途中にアニーが「毒草に注意してね」と言ってるそばから、毒草にあたって、あふぉな私・・(笑) 最初に鹿を見ました♪
しばらくこの鹿たちに草を食べさせてやってました。 それからまた4人で一緒に歩きながら色々お話しました。 まずは、「日本人てよくココに来る?」って聞いたら、「沢山じゃないけど結構来るよー」との事です。 ここに来る日本人の80%はロミオファンとみた・笑(ホントか!)
その時アニーが、「この村が貧しかった頃は栗が唯一の食べ物だったんだよ」 って話してくれました!栗って原作にも出てきた食べ物ですよね!も、もしかしてジョルジョの時代?? そうそう、「黒い兄弟って本知ってる?」って聞いたけど、やはり知ってるそうです! しかも、この谷の子供たちは学校でそういった煙突掃除夫の歴史を習うと!! すごいすごい!!時間があればもっと色々聞きたかった〜>< 他にも色々話したけど、記憶の曖昧さと私の英語力のなさにより、全ては書ききれません; さてさて、暫く景色を見ながら歩いていくと、今度はアニタが白いタマゴのようなキノコを見つけました。 そのキノコ、アニタがつぶしたら茶色いドロドロしたものが出てきてみんなでびっくり(笑) その後、2人が蘭のような花のつぼみをつぶし始めました。 特に太ったつぼみをつぶすと、「パーン」って大きな音を立てるんです!私たちはびっくりしました。 こういうのって日本にあるのかな・・・あるならまたやってみたい・・・(←お子ちゃま) 今度はバッタを見つけました。でも大きいバッタは刺すらしいです。
いや〜ここの子は日ごろからのびのびと暮らしてるんだね〜。 ロミオが逆立ちしてる場面あったけど、最初見たとき「さすがに逆立ちまではやらないんじゃない?」って思ってました。 でも絶対にやってますね、あの子(笑) その後、アニーのお母さんが2人を迎えに来ました。 もう5時。どうやら帰る時間のようです。 お母さんのリクエスト(?)で、日本語で「さよ〜なら〜!」ってお互い言って、別れました。 別れ際、ブホが日本から持ってきたアメをあげました♪ブホマジナイス! う〜〜〜2人ともマジありがとう〜〜〜、たった1時間ほどだったけど、とても楽しかったよ〜〜〜TT その後また村左側の道をずっと歩きました。
夕食はまたホテル下のレストランで、マルゲリータピザ頼みましたVv
あ〜も〜この村マジステキ>< 夜は村を離れたくない故に、夜中まで寝ずにずーっと話してました(爆) ロミオの「何もないし、家もボロボロ。でも、僕はソノーニョ村が大好きだ!」ってセリフ納得いくよTT(うんうん) |