9/21(木曜日) ルガーノ、モルコーテ (ミラノもあるよ)
まずは自動切符売り場を探しましたが、なかなか見つからず、窓口もなかなか見つけられませんでした。 そして、1階に行ってみてやっと、切符を売ってる窓口を見つけることが出来ました。 私たちの前にも何人か並んでましたが、おじさんが切符売り場の人と長話している。。イタリアってやっぱりこういう所なんですね〜。 でもこのおかげで私たちは9:25分の列車を逃しました(笑) 次の列車は11:10(爆 時間空きすぎ! でも仕方なく11:10の列車の切符を買い、とりあえずミラノで行く予定だった私立公園に先に行く事にしました。 私立公園は原作で黒い兄弟と狼団が戦った場所ですね。 地図上では大した距離ないと思っていましたが、意外にありました^-^; 公園は大きく、10分ほどしか時間がない上に大荷物持ってる私たちには公園を周る事が出来ません。 なので、ベンチに座ってまったり過ごす事にしました。 原作で黒い兄弟と狼団が戦う前に、あるおじいさんが出てきたので「おじいさんはいないかな〜」と思って探しましたが、見つけられませんでした。 でも、近くで本を読んでた老夫婦が絵になりそうだったので思わず隠し撮り(おい;)
午前11:10、私たちはミラノの中央駅からルガーノへ向けて出発しました。 「前回はティチーノ素通りしちゃったけど今回こそは行ける〜〜〜>▽<」 と心の中で、ものすごくはしゃいでました(列車の中は人がそれなりにいたのにすごくシーンとしてたので、文字通りはしゃぐ事は出来ませんでしたが) 列車に乗ってる間はひたすらロミ空BGMを流してロミ空世界に浸りまくってました。 列車にのること約1時間半、私たちはルガーノにやってきました。
ホント、心の中はいつもこんなテンションでした。。 私たちは駅を降りて湖に向かって歩き出しました。 最初に現れたのは小学校。オブジェが気になります(笑)ロミオの通った学校だといいなぁ〜v
が、今回は列車を遅らせてしまったため、時間の関係で行くのをやめたのですが、早くもこの綺麗な建物に出会ってしまったのでやっぱり行く事にしました♪ さてさて、この教会の中、私たちが入った時は誰もいなかったんですね・・・ ・・てことは・・・・・ ロミ空ごっこできる!! てことでさっそく誓いシーンを再現(爆)
その後、ナッサ通りに入りました。
この通り、ポピュラーなのか、地図には通りが赤で塗られていました。 私たちは通りの大きな家(ジョルジョがルイニを見た所らしい)を探して歩きましたが、どれも大きな家だったので分かりませんでした(爆) ついでにルイニの入った酒場であるエルマン二老人の「銀の魚」、これも見つかりませんでした・・まぁ、あれから170年近くも経ってるからな・・(そういう問題か?!)
(ていうか本当にあるのか;) 結局カセラ先生の家(笑)は見つからないまま、私たちはフェリー乗り場に向かいました。
モルコーテは逃亡の際、ジョルジョたちがチェレジオ港からボートで逃げて、たどり着いた場所です。 ここは、特に原作で大きな出来事の舞台となった所ではありません。。何故行ったかというと、 ここは昔ながらのティチーノ風家屋がそのまま残っているからなんです。 「ロミ空+黒い兄弟ファンにはここは欠かせない!」と思った場所なので、計画しました。 ただ、この日は初っ端から予定時間が遅れてしまったため、フェリーがまだ出ているか正直不安でした。 船乗り場近くの窓口で時刻表を貰いながらも、今からモルコーテ(出来ればチェレジオ)往復してこられるか聞いてみたのですが、今なら最終のフェリーに間に合うと・・・助かった・・・。 ただ、チェレジオまで寄ると、時間の関係でモルコーテに寄れなくなってしまうので、チェレジオは諦めました;; 因みに、ルガーノ⇔モルコーテ(往復)で、29,8スイスフランです。フェリー何気に高いです。 ついでに一日券もあります(36フラン) ・・午後2:40、私たちはトレーザ橋(Ponte Tresa)行きのフェリーで、モルコーテへ出発しました♪ モルコーテまではフェリーで約1時間半。 その間に原作に出てくる場所を幾つか通りましたが、これについてはモルコーテからの帰りの時に書きますね。 (原作にそって書いていきたいので♪) フェリーには、観光用と現地人が利用する定期船とがあるようです(定期船の方が安いらしい) 私たちの乗ったフェリーは観光用だったのでしょう。 船に旗がたくさん付いていたり、船内でパーティーやらゲームやらやっていて随分賑やかだったので。 途中、スイスの民謡などが流れてきました。。 スイス民謡、「ここはスイスなんだよ」、と未だイタリアにいる気分だった私に訴えてましたね〜(笑)
お、おいしぃ〜〜〜! のどがカラカラに乾いたときのりんごって本当においしいですね!! 「そのりんご、とってもおいしいんだぜ」って言ったロミオに激しく同感(何かが違うような;)
関係ないですが、モルコーテって村だったんですね。町かと思っていました。 フェリーを降りると、丘の麓にお土産屋やレストランが並んでいました。
表通りは賑やかな雰囲気がありましたが、裏路地はうってかわって静かな様子でした。
サンタマリア・デル・サッソ教会までは、この階段を数百段も登っていきます。 この階段、思ったより急なところもあって、すぐ疲れました。
そろそろまたのどが渇き始めてきたのですが、何と途中で水道を発見!(この地域では度々見るものですがね^-^) 「この水、飲めるのかなぁ」とか思いつつも、一生懸命飲んでいました。その後何でもなかったので、飲めると思います(笑) それにしても、ヨーロッパの水道ってみんな飾りがあるんですね〜。今回も大きな顔(石像)の口から水が出てましたよ〜。 いいなぁ・・日本も細かい所まで気を使って街づくりをしていれば、もっと綺麗に見えるだろうになあぁ・・><
今回、45分くらいしかモルコーテにいられないんですよ〜;でも、この村なら1〜2時間もいれば十分周れる気がしました。 帰りは違う階段を降りていきました。写真を見れば分かると思いますが、どこも本当に綺麗です! (教会の写真、うっかり撮り忘れてしまいました;) さてさて、船乗り場まで帰ってきましたが、まだ10分時間がありました。 ブホは、水辺にいた白鳥たちに食べ物を(あげていいのか分かりませんが)あげて遊んでました。 (食べ物あげるとどんどん近づいてくるのでちょっと怖かった・笑) 今回チェレジオ港には行けなかったので、せめて、港を見るくらいはしたいと思ってたので、そこと思える場所をず〜っと眺めてました。後で聞きましたが、やはりその場所がチェレジオ港らしいです。 「・・・チェレジオからモルコーテまでって結構近いじゃん!」これが、私の最初の印象でした。 ルイニ〜こんな短い距離なのに子供たちを捕まえられなかったのか〜〜!と最初は思いましたが、確かに霧が出ていたら何も見えないでしょうね。(文庫本下P297〜)
*書き忘れましたが、ルガーノのフェリーのチケット売り場では英語が通じます♪ルガーノでは、どこでも割りと英語通じました。 (文庫本下P306〜) フェリーに乗り、最初に着いた原作舞台はメリーデ。 ここには”スイスミニチュアール”があり、スイスの各州の見所がミニチュアで展示されています。 興味のある方は是非行ってみてください♪ちなみに私たちは時間がなかったので行けませんでした^-^; 途中で岩のような山が見えましたが、これがサン・サルヴァトーレ山。
次に着いたのはパラディーソ。 ここはジョルジョがルガーノと間違えた場所ですね。でも、今ではルガーノと街が繋がっていて、私も、最初はここがルガーノだと思いましたよ。 そしてまたルガーノに帰ってきました〜。 フェリーを降りて、最初に目の前に見えた黄色い建物の写真を撮りました。 それからリフォルマ広場に行きました(ここも原作の舞台です)
そしてやっと見つけたと思ったら、そこはフェリーを降りて最初に見えたあの黄色い建物でした^-^; 市庁舎は、カセラ先生とジョルジョがたずねた場所です(文庫本下P330)
「ピーコーピーコー」って笑いながら指でわっかを作ってたけど、多分「このあたりの道はどこに入っても同じ場所に出られるから迷う事はないよ」って教えてくれたんだと思います。。よく見れば、その人腹巻きしてるし(爆) あの人ナイスだよ〜〜!ピーコーピーコーって何〜〜?イタリア語辞書にもそれらしいの見つからなかったし(笑) その後、ルガーノ駅から来た道をまた戻りましたが、途中で”sayonara”というレストランを発見。
もう既に暗くなっていて、車窓からの景色は見えませんでしたが、初めてロカルノまで行くということでテンションは尋常ではありませんでした(え;) ロカルノのホテルは駅からすぐ近くにありました。8:30頃、私たちはホテルに着き、早々と寝てしまいました。 3日目へ |