7/7(木) パリへ

今日はロンドン〜パリ間をユーロスターに乗っていきます♪
早朝にロンドンを出て、夜に帰ってくるというスケジュール。
ユーロスターのチケットは日本にいるときに公式サイトから買っておきました。
時間帯によって格安で買えたりするので^^
列車に乗るといっても国を出入りするので、出入国審査が必要になります。
イギリスはさすがに出国は楽でした。フランスは入国も楽でした(笑)
ちなみにイタリアも入国は楽だったりするww


駅構内

列車はロンドンから南東へ下り、海を渡ります。ちなみに渡っている間はずっとトンネルの中。
それにしてもイギリスの南の景色、すごく綺麗!
湖水地方も綺麗でしたが、それに劣らずといった美しさだと思いました。
その昔、南の方を旅行してすごく感動したのを覚えていますが、納得です。

(ほぼ)初めての土地に入ると、すごく感動するものですね。
ドーバー海峡を越え、フランス側に来た時のワクワク感や達成感といったら・・・!
国が変わると建物もがらりと変わります。
イギリスの可愛いレンガの建物が、フランスに入ったとたん三角屋根のオシャレで可愛い建物にv
出発から約2時間半で、パリのGare du Nord駅に到着。
ちなみにイギリスとフランスでは時差が1時間あります。
ユーロへの両替はしていなかったので、駅周辺の両替所を利用しました。
そしたらレートが悪すぎたorz
後で知りましたが、クレジットカードで払った分はレートがすごく良かったです。
カードを使えば良かった。。

最初に母と近くのパン屋でパンを買いました。
結構値段が高かったですが、すごくおいしい〜〜〜〜!!!
これがフランスのクオリティか!!納得!!
それにしてもイギリスの料理はマズイ、とよく言われていますが、私は今までそう感じた事はなかったです。
普通においしいと思っていました。
ただお隣の国がおいしすぎたのです。
パンの味一つとって考えてみても、それと比べてしまうと確かにイギリスの料理のセンスは・・・まあ、ね。。となってしまう・笑
それだけフランスの味のセンスがすばらしいのですよ〜!
とりあえずイギリスで色々な料理を試してきたけど、このおフランスに匹敵する繊細さにはまだ出会ってない・笑

それにしてもパンを買った時、フランス語は全くといっていいほど準備をしていなかったため発した言葉がしっちゃかめっちゃかでした。
「Questo, one」(イタリア語で「これ」、英語で「一つ」)とか、
「Gracias」(スペイン語で「ありがとう」)とか(爆
フランス語準備全くしてないし英語圏じゃないし、やっぱり一瞬戸惑いますよねぇA^^;
とりあえずパリの旅も終わる頃には「メルシー」と言えるようになっていました。

今回、大体以下のルートを取りました。
地下鉄に乗り、凱旋門の近くで降りてシャンゼリゼ通り→エッフェル塔を遠目に見ながら歩いてルーブル美術館へ→歩いてノートルダム大聖堂へ→Gare du Nord駅に戻る。

てか、パリの地図も地下鉄図も持ってくるのを忘れ、チケットの買い方に至ってはそもそも調べ忘れてた(←あふぉ)
幸い地下鉄の路線図は、地下鉄のインフォメーションでもらうことができました。

早速地下鉄で凱旋門の近くの駅まで行き、地上に出て、まずは現在地をチェック・・・


凱旋門

と、「今本当にパリのあの有名な場所にいるんだ・・・!!」と、ワンテンポ遅れで感動がじわじわ込み上げてくる。。
初めての土地に足を踏み入れるって感動です。
最初に向かった所は凱旋門。装飾はロンドンと同じだろうと思っていたら、大分違いました。
やはり芸術の街、すごくきれい。装飾もハンパない・・・!!
そんな美しい装飾や建物が建ち並ぶ一角に、ゴミを集めて作ったドラムを演奏してる人が!
パリに住むと自由な発想が生まれるのかなwさすが芸術の街〜ww


かの有名なシャンゼリゼ通り


ちゃんと表示もあります。チャンプスエリィッスィーズ??英語のノリで読むと響きが全然違う・笑

さて、シャンゼリゼ通りで行きたいお店がありました。
ラデュレという、マカロンで有名なお店。
以前職場でいただいたときにすごくおいしくて虜になってしまい…それまで全く気に留める事もなかったのに(笑

その後は公園などで途中休憩取りつつ、ルーブル美術館へ向かい歩きました。
しかし・・・どの建物を見てもただただ圧倒されるばかり・・・!!
フランスきれいすぎだよ!見とれてしまった。。
でも、私にはオシャレなフランスよりもうちょっと田舎なイギリスの方が性に合ってる。。v
セーヌ川沿いに歩いていた時、遠くにエッフェル塔を発見!


右端に見えるのがエッフェル塔


かなり歩いて、ようやくルーブル美術館に到着。






え、これ全部美術館・・・?













広すぎーーーー!!!







いや、も、狂ってるだろぐらいの広さ。
それでいてあともう2時間で閉まってしまう。。
とりあえず有名どころに行きました。
モナリザやナポレオンの戴冠式の絵、サモトラケのニケなど。
モナリザはさすがに人が常に大勢で、離れた場所からしか見れない状態・爆
戴冠式の絵もそうですし、他の絵もロンドンの美術館で見てきた絵もそうですが、
キャンバスの大きさに対して描き込みの細かさが尋常でないです。
因みに、美術館の壁一面を占めていたナポレオンの戴冠式のキャンバスサイズ、調べてみたら6m21cm×9m79cmでした。。


という事は、等身大の絵を描いていたということか・・・!

どの絵にしても彫刻にしても、作り手の魂を感じます。。

さて、この辺りで母と別れててきぱき周ろう!と、周り初めて十数分後・・・
次々とドアが閉められていく・・・
どうやら閉館30分前からドアを閉め始めてしまうらしい;
結局行き場を失い、早々と美術館を出るハメになりました^^;


美術館外観。広さはこんなもんじゃないですよ〜!ガラスのピラミッドが実は入り口になっていて、チケットもこの下で買いました。

母は時間まで十分見たようで、遅れて合流。

母はこのままユーロスターの発着駅に戻ろうと言いましたが、まだ出発まで2時間弱あるし、このまま発着駅に戻るのはもったいないと思ったので、母の意見を押し切ってそのまま歩いてノートルダム大聖堂へ向かいました。
はい、これが災いの元になりました・汗
というか災いには発展しませんでしたが、正直すごくハラハラしました。
ごめんなさい、親の言う事は今後ちゃんと聞きます´д`


ポルフィたちが住んでそうw


ノートルダム大聖堂に近づいてきた所かな。

大聖堂は時間も時間なので、さすがに閉まっていました。
 


途中で鳴った鐘の音がまたいい雰囲気。。

そんな感じで、鐘の音を聞きながら少しゆっくりして・・・・・・と、気づいたら7:15!!?
ユーロスターチェックインの時間まで30分しかない!
今から戻ってもかなりギリギリ。。
(チェックインは必ず30分前までに済ませてください、と注意書きがあったので、それ以降だとチェックインができるか不安だったのです)

とりあえずメトロに乗ろうと駅を探す・・・が、メトロの表示が見つからない!
段々と焦りが募る。。
暫く周辺を歩き回り、ようやくメトロ発見。
「ふ〜助かった〜〜」
ほっと一息つき、階段を下りました。
が、ここでまた難関が@@

チケット売り場がすごい列。。
窓口は閉まっていて、チケット販売機は一機のみ。
並んでいる列はほとんどが旅行者。そのためか買い方に手間取っていたり、あるいは販売機に不具合があるのかもしれない。。
10分経っても全く列が動かず、そろそろ胃が痛くなってきた・・・
そんな時タクシーという手が頭をよぎりました。
そうだタクシーだ!
しかし実際タクシーがつかまるかは分からない。
このまま並んで待ち続けるか、列を離れタクシーに運を任せるか。。
どちらを選んでもリスクは大きい。
片方だけ爆発するかも知れないし、両方爆発するかもしれない。。でもどっちか選ぶ他ない。。
でも、どう見ても埒が空かない地下鉄には希望を持てず、選択する時間もない中一か八かタクシーを選びました。

私がひたすら慌てている中、母が冷静に的確な場所でタクシーを拾ってくれました。
ママ。。一人旅してたら、完全に乗り遅れてたよ。。ありがとう、そしてごめんなさいぃぃいいい〜〜〜´д`;;;
ひとまず安心してタクシーに乗り込みました。
と、今度は渋滞〜〜〜?!!
仕事帰りの車が出ているようで、ずっと渋滞していました。
 

 

 



もう、完全に間に合わん。。

 



それでも、私達がすごく急いでいることをタクシー運ちゃん伝え、急いでもらいました。
それでも渋滞なので少しづつしか進まず。
チェックインの時間までもうあと8分、

7分、

6分、

5分・・・
 


ももももうカウントするしかありません。

そして残り3分。。


 

 

何とか駅が見えてきた〜〜〜〜!!

 



タクシーを降りるとき、運ちゃんが「手前じゃなくて奥の建物から入るんだよ」と教えてくれました。
ええ、この一言がなかったら、タイムアウトでしたよ。
おかげで迷わず行け、あと1分を切ったところで無事チェックイン。
タクシー運ちゃんには「You're a savior!」と言ってチップを奮発しました(笑)

さて、なぜ30分も前にチェックインしないといけないのかが、この後分かりました。
まず、混んでいました。
更に、イギリス入国はフランスと違って厳しく、入国カードを書ないといけなかったのです。
そんな事をしているうちにもう出発まで10分切ってしまい・・・
もしギリギリに駅に到着していたらきっとアウトでしたね。。
というわけで無事、乗ることができました。

一息ついた後、夕食は列車の中で♪
何やらメニューにミソスープ(味噌汁)なるものがあったので、西洋風な味噌汁を試そうと注文しました。
そしたらフツーに日本製のでおいしかったorz

列車に乗った途端、ものすごい安堵がこみ上げました。
何だろうこのマイホームに帰る感じ。。笑
言葉の分からない国で旅行者として過ごした時、こういうハプニングがあるとすごく不安になります。
地下鉄の列に並んでた、前の人たちの笑いの混じった会話さえ怖くなる・・・
泊まる所もこの国にはない、言葉も分からない、自分の居場所がないあの不安感は、旅行ならではの体験かもです。
まあ、あまり体験したくはないですが・笑
 


夜のセントパンクラス駅(ロンドン)。この明るさですが、夜9:30は過ぎていたはず。

7/8(金)へ
 

 









 

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